衛生管理者と9割の合格率！9割できても不合格になる本当の理由
衛生管理者試験では講座などで合格率9割保証をしているようなところもあります。
まるで出る問題がわかっていて、そのために9割保証されているというように感じるかもしれませんが、実際にはそうではありません。
実は合格率9割というのはそう難しいトリックのようなものがあるのではなく、ごくごくシンプルな勉強方法にあります。
今回は合格率9割を目指すための衛生管理者試験の勉強方法について紹介したいと思います。
過去問で90％正解できれば衛生管理者試験に合格できる？
ここを見ている人で意外と多いのは過去問ベースの勉強をしているということではないでしょうか？
もちろん過去問ベースでの勉強方法でも良い人もいますが、たとえば過去問で90％以上の正解率になっても本番で落ちる人は相当多いのです。
この理由はいくつかありますが、
衛生管理者試験では公表問題は2割程度しか出ない
変形問題が7割をも占める
というようなこともあります。
ただ過去問を漫然と解くことを繰り返す人の場合には最悪公表問題しか対応できずに不合格となることも多いのです。
しかし過去問中心の勉強で一発合格をする人も実際にいるわけで、この違いはどこにあるのでしょうか？
衛生管理者試験と一発合格の割合
衛生管理者というのは一般的には50％前後の合格率があるのでなめてかかる人も多いです。
しかしこの合格率の数字にはからくりがあって、一発合格者というのは20％前後というようにいわれています。
逆にいいますと80％の人は1回目の試験では不合格になっているということです。
過去問を漫然と繰り返して仮に90％できるようになったという人も意外と多いわけですが、80％不合格になるという割合でもいかにこのような過去問をただ覚えるだけの勉強方法で合格できないかが数字からわかるかと思います。
衛生管理者試験で90％合格を目指すために必要なこととは？
衛生管理者試験で90％合格率を目指すには主に3つの方法があります。
テキストを90％以上頭に入れる
予想問題集をすべて解き覚える
過去問や予想問題集を適切な量、なぜその解答になるのか理解する
市販テキストを90％以上頭に入れればたしかに合格率は90％以上というようになるでしょう。
どぶ板のようにすべてを網羅するという勉強方法ですが、合格率は高いものの時間がかかりすぎるのでまずおすすめしない勉強方法となります。
そこでおすすめしたい勉強方法は問題の背景や意味などを理解する勉強方法です。
過去問をかなりやりこんだのに不合格になってしまうのはこの理解がほとんどの場合に欠けていることに原因があります。
衛生管理者試験では変形問題が実に7割をも占めるので、この変形問題や類似問題の正答率を上げることが合格率を上げることになります。
変形問題では過去問を丸暗記しても対応できないわけですが、
なぜその解答になるのかをテキストと解答を読み考えて理解する
こうして衛生管理者試験全体の流れを理解する
というようにすると見たことのない問題でも何となく正解がわかるようになります。
この感覚を得たときに合格率90％以上に到達するために必要です。
各種講座では出る問題がわかっているということでなく、この理解を浸透させるのが最大のポイントです。
しかし問題の箇所に該当するテキストを少しで良いので読み、頭で考えるという作業をすれば有料の講座やセミナーは実際には必要なく合格できると思います。
過去問よりも衛生管理者試験本番が難しい！不足しているものは何？
過去問の繰り返し勉強を漫然とするだけで本番でも普通に合格点が取れるというように考えていれば、本番で過去問よりも難しく感じたという人もかなり多いかもしれません。
上でもすでに紹介しましたように問題の意図や背景を理解することでこのような本番での想定外というのは防ぐことができます。
しかしより必要といえるのはテキストになります。
市販のテキストを購入した、あるいはしようとしている人に注意してほしいこととして市販のテキストというのは
出る可能性のあることを網羅しすぎている
出る確率の高いことがどれなのかわかりにくい
数字や専門用語で最短で合格レベルに到達するために覚えるべきものがわかりにくい
というようなデメリットもあります。
つまり無駄に情報量が多く、科目ごとに40％をとれば良い衛生管理者試験としては過重すぎるというようになっています。
仕事をしながら取得を目指すことが多いのが衛生管理者試験ですので、この点からしてもあまり市販のテキストはおすすめしません。
また問題の背景を意味するという目的も踏まえてテキストは効率よく必要な情報を頭に整理して入れられるようになっているものを選択するべきです。
よく衛生管理者試験では過去問の問題集はどれが良いのかというように聞かれるのですが、実際にはテキストをどれにするのかのほうが決定的に合格率を分けてしまいます。
そのためこのページの下のほうにも衛生管理者試験の理想となるテキストや講座を紹介していますので、心配な人は参考にしていただければと思います。
衛生管理者おすすめ勉強方法
市販のテキストを買ったが頭に入らない
仕事で衛生管理者の勉強時間が取れない
専門用語や数字などなかなか覚えられない
一発合格をしたい
すでに不合格になっている
このような人におすすめする衛生管理者の最短合格の教材です。
出題されやすい箇所をまとめたテキストが秀逸
衛生管理者試験に精通した講師陣もレベルが高い
法改正など出題されやすい問題に対応
新傾向問題にも対応
オンライン講座なので費用も割安で、しかも忙しい人でも学習しやすい
