衛生管理者試験の合格率推移!合格率に隠された重要な割合とは?

衛生管理者試験では合格率もある程度公表されていますが、合格率の数字だけでは見えてこない真実もあります。

 

今回は衛生管理者試験の合格率の推移の紹介とともに、一発合格するための方法の紹介まで行いたいと思います。

 

衛生管理者試験の合格率の推移

 

第一種衛生管理者試験
平成29年度 45%
平成28年度 45.5%
平成27年度 55.5%
平成26年度 56.3%
平成25年度 54.7%
平成24年度 53.9%
平成23年度 50.2%
平成22年度 51.7%
平成21年度 57.8%
平成20年度 57.3%
平成19年度 65.6%

 

第二種衛生管理者試験
平成29年度 54.9%
平成28年度 55.5%
平成27年度 66%
平成26年度 69.3%
平成25年度 67.3%
平成24年度 66.2%
平成23年度 62.2%
平成22年度 65.7%
平成21年度 67.6%
平成20年度 68.5%
平成19年度 65.6%

 

衛生管理者試験の公表されている合格率の推移はこのようになっています。

 

(衛生管理者試験主催団体である、財団法人安全衛生技術試験協会サイトより抜粋)

 

ここでただ推移も重要かもしれませんが、より気付いてほしいのは平成28年(2016年)あたりから合格率が第一種と第二種の両方で落ちてきているということです。

 

所説ありますが、ある程度衛生管理者試験の人数も揃ってきているので通す試験からやや落とす試験に変わりつつあるというようにいっても良いのかもしれません。

 

(問題傾向の変化については後で述べたいと思います)

 

衛生管理者の合格率の推移と本当に知るべきこと

 

衛生管理者の合格率というのは上のようなことまでしか公表されていません。

 

つまり一発合格者と複数回受験でようやく合格した人の割合の発表がありません。

 

ここについても以前調べたことがありますが、感覚的にどうも20%程度ほどの人しか一発合格者というのはいないようです。

 

つまり80%もの人が一度は不合格になっているという意外と厳しい数字となるようです。

 

衛生管理者については誤解も多いのですが、

 

ただ過去問をすれば合格できる

 

過去問の丸暗記をすれば合格できる

 

というような情報を耳にしたことがある人も多いかもしれませんが、すでに落とすような試験になりつつある現状ではそのような勉強方法ではまず不合格者の80%のほうに入ってしまうでしょう。

 

本番が過去問と違うように感じた、本番のほうが難しいと感じたというのはたいていこの漫然と過去問の繰り返しをした人に該当します。

 

たとえ過去問を90%ほど正解できるようになっても不合格になるにはある重要な理由があります。

 

衛生管理者の合格率の推移を突破するための勉強方法

 

ではどのような勉強方法をすれば衛生管理者の一発合格者のほうに入れるのかについて紹介します。

 

簡単にいいますと過去問でも良いのでひと手間加えた考えるという勉強をすればOKです。

 

過去問の問題を読み、次に解説も読む

 

該当する箇所のテキストも読む

 

なぜそれが解答になるのか、また間違いの選択肢はなぜ間違いなのかを少し考え理解する

 

これだけですが、不合格になる人は丸暗記だったり、理解するというところが完全に抜けているという人も多いのではないかと思います。

 

衛生管理者試験では公表問題は2割しか出ませんが、実に出題のうち7割を変形問題が占めるとされています。

 

変形問題は公表問題の文字通りに変形で、この問題に対応できるようになれば意外と簡単に合格点をとれるようになります。

 

この変形問題は過去問をただ解くだけでなく過去問についてどの程度考えて理解したのかが問われています。

 

問題の意図、意味、背景を理解することで衛生管理者としての全体の流れがわかるようになり、残りの1割の新傾向問題についても何となく解答がわかるようにもなります。

 

衛生管理者試験の合格率と必須のテキスト

 

衛生管理者試験では市販のテキストも数多く発売されていますが、このように理解するという意味ではあまり適したものは現状ないといっても良いかと思います。

 

というのも市販のテキストというのは

 

出る可能性のあることをすべて網羅しすぎているものが多い

 

さらに最低限合格レベルに到達するという意味では覚えるべきことが明確ではない

 

数字や専門用語も過重に掲載しすぎている

 

図や表が少ないので頭に必要なことを入れにくい

 

というようなデメリットのあるものが多いといえます。

 

衛生管理者試験に期間の余裕もあって、できればすべてを網羅して頭に入れたいという人も少ないと思います。

 

仕事をしながら最短ルートでできれば合格したいという人がほとんどのはずなので、テキスト選びは特に慎重にしていってほしいと思います。

 

ちなみに私のおすすめするテキストや教材はこのページの下のほうでも紹介しています。

 

衛生管理者試験の合格率を上げる裏技?

 

衛生管理者では過去問も読み、理解するという意味ではかなり使える教材となります。

 

個人的に問題の意図を理解するということがよくわからないという人はむしろ予想問題集を多く解くほうが点数アップの効果が出てくると思います。

 

また裏技とまではいえませんが講習会に参加すると良いでしょう。

 

講師は当日の試験委員も兼ねていることも多く、講習会で強調される箇所は本番でも出題されるようなこともあります。

 

ただ講習会に参加できないという人もいるかと思いますので、その場合には自宅で下に紹介するような教材で一発合格を目指していきましょう。

 

衛生管理者おすすめ勉強方法


市販のテキストを買ったが頭に入らない


仕事で衛生管理者の勉強時間が取れない


専門用語や数字などなかなか覚えられない


一発合格をしたい


すでに不合格になっている


このような人におすすめする衛生管理者の最短合格の教材です。


出題されやすい箇所をまとめたテキストが秀逸


衛生管理者試験に精通した講師陣もレベルが高い


法改正など出題されやすい問題に対応


新傾向問題にも対応


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